エコノミークラスで過ごす
飛行機での長距離移動について、どんなイメージがありますでしょうか。
真ん中の座席だと両側の人に気をつかっちゃうな~
外が暑くても上空は寒いから、気温差もあるよね。
おそらく、ポジティブなイメージは少ないのでは・・・?と思います。
10時間以内のフライトなら、楽しめる方もいらっしゃいますが
エコノミークラス×長時間ですと、心も体も疲れちゃいますよね。
そこで!
国際結婚をしてから、
片道35時間のフライトに年間5回以上搭乗している経験を活かし、
・長時間フライトを快適に過ごすためのアイテム10選
・機内での服装
・機内持ち込み手荷物の基礎知識
についてご紹介いたします。
長めの記事なので、以下のContentsから
気になるところをタップして読んでみてくださいね😊
※直行便がない路線のため、乗り継ぎ時間を含め35時間
日本から出発の場合:国際線→国際線→国内線

Contents
長時間フライトを快適に過ごすためのアイテム10選

1~5選
①マスク・目薬
機内はとっても乾燥しているので
乾燥対策に! ~Part1~
普段、目薬を使わない人でも持っていくことをオススメします。
(私は裸眼ですが、飛行機移動中はすぐ充血してしまいます・・・)
使い捨てマスクの場合は、
何枚か多めに持っていくといいと思います!
②リップクリーム・ハンドクリーム・乳液

機内はとっても乾燥しているので
乾燥対策に! ~Part2~
いつも乳液つけないよ~という方は、
とりあえず何か顔に塗れるもの!!
(化粧水・美容液でも)
液体物は、100ml 以下の容器に入れてくださいね。
(液体物の機内への持ち込みに関しては下に詳しく書いています)
③耳栓・アイマスク・(ネックピロー)
エコノミークラスの座席でぐっすり眠ることは難しいですが、
少しでも機内で眠れるように
このアイテムを持っていくことをおすすめします!!
機内の照明などに左右されないよう、
アイマスクをしてなるべく自分のペースで眠ることが理想だと思います。
(ネックピロー)
こちらはわりと好き嫌いがわかれるので、(かっこ)にしました。
私は、35時間のフライトにはネックピローを持っていきますが、
12時間の直行便とかは、なくてもいいかな~?という感覚です。
④常備薬(痛み止めなど)

たとえば、地上で頭痛がしている場合、
気圧の変化で上空ではさらにひどくなることが考えられます。
機内では薬を用意してあることが多いのですが、
種類・数が限られているので、飲み慣れているものが絶対にいいです!
⑤ペットボトルの水

機内はとても乾燥していますので、
水分は、本当に大切です。
(水が嫌な方は、ポカリスウェットとかでも)
「機内って水、無料じゃん」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
(その通りです)
機内でいただくドリンクはカップに入っているので、
テーブルを閉じると置き場に困ります。
しかし、
ペットボトル飲料なら、テーブルを閉じていても
自分の近くに置いておけるので、
いつでも飲めるというメリットがあります。
個人差はありますが、
長時間のフライトなら
500ml~1Lくらい持って行った方が安心かと思います。
機内の照明が暗くなってからも、
もちろん水やドリンクをもらうことは可能です。
特に日本の航空会社では照明を暗くしてからも
ドリンクサービスにしっかりとまわっています。
(もう少し休んでていいのに💦)
外資の航空会社は、大きな水のペットボトルと
何重にも重ねたコップがドーンとギャレーに置いてあるスタイルが多いです。
(私はこっちのスタイルの方が気楽で好きです)
ギャレーのカーテンが閉まっているときは、
まず一言声をかけましょう!
国際線では、手荷物検査場を通る前は液体物の制限がありますので、
ペットボトルなどは未開封であっても処分しなければなりません。
手荷物検査を終えた後の搭乗ゲートがある出国エリアでペットボトルを購入すれば機内に持ち込み可能です。
ですので、手荷物検査を終えて搭乗ゲートの場所を確認したら、近くにある売店や自動販売機等で飲み物を買いましょう!!
6~10選
⑥スリッパ・靴下

長時間のフライトだと足がむくみやすいので、
折りたためるスリッパを持っていくことをおすすめします。
夏でも機内は寒いので、厚手の靴下も合わせて持っていきましょう。
写真は、ダイソーで購入したものです。
私は機内のお手洗いなども、このスリッパで行っています。
床が汚れていることもあるので、
お気に入りのスリッパや高価なものはおすすめしません><
⑦コンパクトにたためる上着
たためる上着は本当に重宝します。
(もちろん機内以外でも役立つ)
機内は想像以上に寒いと思ったほうがいいと思います。
私はいつもUNIQLOのウルトラライトダウンを持って行っています。
コンパクトにたためて荷物にならないので、とても便利です。
暑ければ脱げるので、
体温調節のできる上着は持っていくことをおすすめします!
⑧歯みがきセット

長時間歯を磨かないと、
ちょっと口の中が気持ち悪くなってしまいますよね。
機内食は、地上で食べるものより味付けが濃くされていることが多いので
しっかりと歯みがきをしましょう~!
液体の歯磨き粉(チューブに入っているものとか)は、
100ml以下の容器で機内に持ち込みましょう。
(液体物の機内への持ち込みに関しては下に詳しく書いています)
⑨顔・体拭きシート
機内では、顔を洗いたいときに洗えません。
(機内のお手洗いのシンクはとても小さく、水量も少ないです)
少しでも快適に過ごせるよう、顔・体拭きシートでフキフキしましょう。
いつもメイクをする方でも、
できるかぎりすっぴんで搭乗することをおすすめします。
私はシートのメイクおとしがあまり好きではないのですが、
すっぴんで空港を歩くなんて・・・というかたは、搭乗してからシートのメイクおとしを使うのもひとつの手かもしれませんね。
⑩充電器/モバイルバッテリー

USBケーブルは各座席に挿すところがあるので、
変換プラグを使用しなくてもそのまま充電することができます。
乗り継ぎなどで少し長い時間待たなくてはいけないこともあると思いますが、
空港内にも多数充電可能なスペースがあります。
(搭乗口付近の椅子など)
しかし、予測できないことも多いので、
モバイルバッテリーも持っていくと安心です。
(モバイルバッテリーを充電することを忘れないでくださいね)
機内ではどんな服装がいいの?

機内で快適に過ごすために、普段スカートが多い方でも
締めつけないラクチンな長ズボンを
履いていく or 搭乗前に履き替えることをおすすめします。
女性の下着は、ワイヤーブラではなく
カップ付きのタンクトップなど締めつけないものがいいと思います。
乗り継ぎがある場合、
着替えを少し持っていくと◎GOOD◎
・直接肌に触れるところだけでも、
乗り継ぎの待ち時間等に着替えられると快適です。
(下着・キャミソールやタンクトップなど)
機内持ち込み手荷物のルール

飛行機は、電車や新幹線よりも「荷物」に関するルールが多くあります。
- 機内持ち込みできないものが、機内持ち込みのカバンに入っていたら・・・
- 預ける予定の荷物に、持ち出せないものが入っていたら・・・
頑張って閉めたスーツケースを、混雑した空港で再び開けなくてはなりません。
預け手荷物と機内持ち込み手荷物のルールは異なるので、
その点を区別してパッキングするようにしましょう~!
機内持ち込み手荷物の基礎知識をまとめましたので、
準備の前に一度確認してみてくださいね。
国際線:機内持ち込み手荷物~基礎知識~

機内に持ち込める荷物
- 身の回り品(ハンドバッグ・ショルダーバッグなどの小さな荷物)
この「身の回り品」に明確なサイズ制限はありません。
- 手荷物1個(3辺の和が115cm以内/45inches以内)
機内持ち込みの液体物(手荷物検査の前)
- 液体は、100ml以下の容器に入れる
(入っている液体が100ml以下でも容器が大きい物はダメ)
- 複数の容器がある場合、ひとつの透明なジッパーが付いているビニール袋にまとめて入れる
(ジッパー付きの袋は容量1リットル以内) - 一人一袋まで
機内持ち込み手荷物の合計重量
- 10kg以内
預け荷物は、チェックインカウンターで預ける際に重さが明確に表示されますが、機内持ち込み手荷物は量ることは滅多にないです。
機内に持ち込めないもの
- 刃物類(カッターやはさみなど)
- 危険物(爆発物、高圧ガス、有毒物質など)
- 国内線と国際線、また国・航空会社によってもルールが異なります
- 荷物のルールは変更されることがあります
事前に、ご自身が搭乗される航空会社のWEBサイトを確認しましょう。
番外編:ビジネスクラス

羽田―ロンドンの往復で、
ビジネスクラスを利用したことがあるのですが・・・
「え?! も、もう到着なの?」と思ったほど
フルフラットで快適な空間でした。
食事もとても豪華で、コース料理!!
ビジネスクラスでは
- アメニティー(リップクリーム・ハンドクリーム・化粧水など)
- 水の小さなペットボトル
なども各座席に用意されております。
さらに、スタッガードシートでみんな通路に出やすくHAPPY~
できることなら、毎回ビジネスクラスがいい・・・(涙)
※スタッガードシート:互い違いに設置された座席配列
ビジネスクラスは、
預け荷物の重量制限も異なります。
エコノミーでは23㎏×2個まで
ビジネスクラスでは32㎏×2個まで
まとめ

長時間フライトを快適に過ごすためのアイテムを中心にご紹介してまいりましたが、
いかがでしたでしょうか。
私自身、羽田空港の国内線・国際線で働いていたので
運航に関してはもちろん、「荷物のルール」についても学んでまいりました。
この記事が少しでも役立ち、みなさんが快適な空の旅を楽しめることを願っています。
読んでくださり、ありがとうございました。