こんにちは!もえ(@moe2017uk)です。
「海外の学生寮ってどんな雰囲気なのかな~」
と、考えたことはありますでしょうか?
留学を考えている方は、きっと気になりますよね!
今回この記事では、イギリスの「学生寮」についてご紹介してまいります。
- これから寮に入るけど、なにを持っていけばいいんだろう?
- どんな雰囲気か気になる!
- 勉強に専念できる環境は整っているのかな~
と思っている方の
お役に立てればうれしいです!
ご紹介するのは、イングランド南西部エクセター大学の敷地内にあるファウンデーションコース(大学進学準備)・語学留学等の寮です。
同じ学校内でも学生が住む場所の選択肢はたくさんありますので、その点はご理解くださいませ。
Contents
実際の写真を見てみよう!
外観
私が住んでいた寮の外観です。
こちらは、別の寮(同じグループ)です。
部屋
続いて、部屋の中も見てみましょう!
どの部屋も、家具(デスクやベッドなど)は同じでした。
3つのタイプがあるので、このブログでは勝手にA・B・Cと表記します。
A・・・すべて自分専用の部屋
B・・・キッチンのみ共用
C・・・キッチン、トイレ・バスルームを共用
(後ほどもう少し詳しく説明します)
Aタイプ
デスクまわりはこんな雰囲気。
手前に少し写っているのはベッドです。

Aタイプ(キッチン)
同じ室内で、デスクの反対側にキッチンがあります。

Bタイプ
続いて、Bタイプのベッドとデスクはこんな感じです。
Cタイプ
写真はないのですが、ベッド・デスクが置いてあるスペースは
Bタイプとほとんど同じです。(少しコンパクトにした感じ)
トイレ・バスルーム

こちらもA・B・Cすべて同じつくりでした。
ドアを開けると、トイレ・シンク・シャワーがあります。
(トイレにウォシュレットはありませんよ〜)
シャワーは、
シャワーヘッドが上に固定されているタイプでした。
シャワーヘッドが固定されていることに
なかなか慣れなくて・・・
と、最初は思っていました。(笑)
(そのうち慣れます)
日本のようなバスタブは、
ありませんでした・・・。涙
イギリス全体にバスタブがないというわけではありません。
私はロンドンでホームステイをした経験があり、
その時お世話になったおうちは
- バスタブあり
- シャワーはホースみたいなのが付いていて動かせる
という感じだったので、快適でした!
住む部屋は選べるの?

私が住んでいた寮は
大きく分けて3種類の部屋があり、その中から選ぶことができます。
(空き状況によっては選べないことも)
3種類の違いは、こんな感じです。
ベッドルーム | キッチン | トイレ・バスルーム | |
A | 個人 | 個人 | 個人 |
B | 個人 | 共用 (6人) |
個人 |
C | 個人 | 共用 (2人) |
共用 (2人) |
料金はAが一番高いです。
(続いて→B→Cの順)
A・・・すべて自分専用の部屋
B・・・キッチンのみ共用
C・・・キッチン、トイレ・バスルームを共用
A・B・Cそれぞれの
メリット・デメリットをまとめてみました。
A メリット/デメリット
・メリット
ベッドルーム・キッチン・トイレバスルームが
すべて自分専用なので、自分のペースで生活ができます。
- 使いたいときに使える
- 自分だけの時間・空間を保てる
・デメリット
キッチンとベッドルームが同じワンルームのため、
料理をしたときのにおいが部屋中に広がってしまいます。
(においが残ることもよくある)
- 食事と睡眠の空間をわけたい人には不向き
B メリット/デメリット
・メリット
他の部屋に比べてキッチンが広く(6人で共用)、
ダイニングテーブルが設置されているので、キッチンのにおいがベッドルームにくることはありません。
(Aタイプのデメリットは解決できます)
トイレ・バスルームは自分の部屋についています。
- 食事と睡眠の空間をわけられる
- トイレ・バスルームは好きな時に使用できる
私はBタイプの部屋でしたが、共用のキッチンが広いので他の部屋の友人と一緒に食事を楽しむことができて、楽しかったです😊
・デメリット
キッチンは6人で共用のため、
たまにキッチンを利用したい時間が重なるときがあります。
- キッチンが6人で共用なので、利用時間に少し気をつかう
C メリット/デメリット
・メリット
この部屋は「2人部屋」のイメージです。(ベッドルームは別)
キッチン、トイレ・バスルームは2人で共用なので、すぐにフラットメイトとお話をする機会がつくれます。
また、お互いが「ただ同じスペースを共用しているフラットメイト」と思っている場合も、うまくいきます。
(深くかかわらない=トラブルも少ない)
- フラットメイトと親しくなれれば、楽しい + 心強い
- 2人なら調味料などのシェアがしやすい(Bタイプだと6人なので難しい)
・デメリット
別々の国で育った2人が生活をするパターンが多いので、フラットメイトと分かり合えずにストレスがたまることもあります。
(問題が発生してしまった場合は、相談できるスタッフへすぐに連絡しましょう)
- ベッドルーム以外(キッチン、トイレ・バスルーム)は、
フラットメイトと共用なので気をつかう
部屋に備え付けの家具はあるの?

私が暮らしていた寮の部屋は、
以下の家具がもともと備え付けられていました。
- デスク
- デスクライト
- 椅子
- ベッド(枕・掛け布団などを含む)
- サイドテーブル(小さな棚)
- クローゼット
- 食器(お皿・コップ・カトラリー)
- 姿見
- ブラインドカーテン
- セントラルヒーティング
- ゴミ箱
キッチン
- 冷蔵庫/冷凍庫
- 電子レンジ
- オーブン
- ケトル
- フライパン
- 片手鍋
- ナイフ
- まな板
- 木べら
とても充実しているな~と思います!
ベッドの横のサイドテーブル、けっこう便利ですよね~。
食器やカトラリーも用意されていて、とても助かりました。
治安・セキュリティーは大丈夫?

これから寮生活をする予定の方は、
治安や、セキュリティーについても気になりますよね。
もちろん何事も「絶対」とは言い切れませんが、
大学の敷地内はとても安全だと感じました。
(エクセター全体を考えても治安がいい街です)
夜遅くまで、図書館で勉強している学生が多いのですが、
遅い時間でも寮と図書館を行き来できる=安全な場所だと私は思います。
また、寮の建物に入るときは、
STUDENT IDがカギの役目を果たします。
(自分の寮のみロック解除できるようになっています)
各部屋や共用キッチンも、STUDENT IDをかざしてロックを解除します。
洗濯・宅配便・掃除について

エクセター大学の敷地内にはたっくさんの寮があり、
私が住んでいた寮は、5つの寮(建物)がひとつのグループになっていました。
そのひとつのグループの学生たちが、
- 同じコインランドリー
- 同じPost room(宅配便などを受け取る場所)
を利用しています。
↑実際のコインランドリー
結構いつも混んでいましたよ~!!(笑)
洗濯機は空いてるのに、乾燥機が全部使用中だったり・・・
でも、友人と過ごした待ち時間も、今ではいい思い出です。
天気・曜日・時間帯によって混む時間が決まってくる気がします。
(みんな意外と考えることは一緒で、混む時間は本当に混む。笑)
インターネットショッピングで注文したものや、
家族や友人からの国際郵便などの宅配便を受け取る場所です。
たしか、ブラックフライデーのあとは行列になっていた記憶があります。(笑)
週に一度、部屋(水回り・フロアなど)の掃除をしてくれるので
清潔な部屋を保つことができていました。
勉強で忙しい学生が、勉強に専念できる環境なのでは?と思いました。
部屋が汚れていくと、気持ちまで落ち込んでしまうので、個人的にはとても助かっていました。
番外編:Fire door keep shut ~火事への備え~

イギリスのドアに、
このマークがあるのを見たことがありますでしょうか?
(Fire door keep closedも同じ)
火事が発生してしまったときは、
この扉を閉めて少しでも被害を少なくしよう!というマークです!!
私が住んでいた寮の部屋のドアにも、
しっかりとこのマークがついていました。
(通路にはたくさんの扉があり、その扉にもついていました)
ただドアにこのマークが付いているだけではなく・・・
エクセター大学の寮では、しっかりと避難訓練を定期的に行っています。
ある日の朝。
今日はゆっくり眠れる日だ~と思っていても、
その時は突然やってきます。
ファイヤーアラームが建物全体に鳴り響いたら、
逃げるしかありません。
全員が外に逃げたか確認してくださる方もいるので、
アラームが訓練だとわかったとしても、しっかりと外に出ます。
ある夜にファイヤーアラームが鳴り、
また訓練かな~と思いながら外に逃げたら
本当のアラームだったこともあるので(大きな被害はなし)、
毎回 気を引き締めて逃げましょう!!
まとめ

イギリス留学の学生寮について
ご紹介してまいりましが、いかがでしたでしょうか。
どんな雰囲気か、ちょっぴり伝わりましたか😊
私が寮の部屋で一人で過ごしていたとき、
通路でしゃべっている声が聞こえるな~と思い、様子を見るためにドアを開けたら・・・
私を巻き込んでくれて、すっかり友達になったこともありました。
留学に行くと
なんだかんだ寂しい気持ちもあると思うので、
同じ「留学生」が近くにいる環境は心強いと思います。
留学を考えている方や、
これから留学に出発する方の不安を少しでも取り除けたらうれしいです!!
読んでくださり、ありがとうございました。
